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視界を奪われる

月子

主様に飼われ始めた頃、首輪とアイマスクをセットで装着させていただいていました。
ご調教を受けさせていただく時の正装という感じでしょうか。


最初の頃は、視界を奪われることに不安を感じることもありましたが、ご調教を重ねるごとに他の感覚が鋭敏になるような不思議な感覚を覚えました。
小さな音に反応したり、身体に触れる主様の指に異常なほど敏感になったり。。

胸の昂り方も視界を奪われている方が増していくようにも感じます。

基本的にご調教を受けている時は恥ずかしさもあって、目を瞑らせていただいている方が多いのですが、同じ「見えない状況」であってもアイマスクを付けてる方が断然、刺激が強く感じていたように思います。
不思議ですけど。。

自分の意思で見えない状況を作り出すのと、強制的に視界を奪われるのとの違いなのかもしれません。

今でも多少の感覚に違いはあるかも知れませんが、なくても十分過ぎるくらい感じられる心と身体に調えていただけました。(//-//)

主様の前では、心が丸裸になっているように感じます。
全てを見透かされるような視線。。

身体だけではなく、心の中まで透けて見られているような感覚。。

それだけで、五感の全てが研ぎ澄まされていくように感じるんです。。

自分の変態性も、未熟で愚かな心も全て、主様に受け容れていただけたことで、身体の感覚も変わってきたように感じます。

心と身体、そして脳内全てが繋がって、研ぎ澄まされる感覚。。

心を調えていただけることで、身体の感覚の変化だけではなく、いろんな嬉しいこと、幸せなことを感じさせていただけるようにもなってきたと思っています。
主様の躾けはとても奥が深いなぁって感じさせていただいています。

人の心ってそう簡単に変わっていくものではないというのはよく分かっています。
考え方・感じ方・物事の捉え方、卑屈になって受け取ってしまうこともまだまだあります。
それでも、心の在り方を意識していくことで、自分の心が穏やかになっていくのを感じるんです。

主様はそういうことも全て分かった上で、躾けてくださっていらっしゃるんだと思います。
主様の視線を感じることが出来ない環境に居ても、主様の存在を感じられる心で、これからもずっとお仕えしていきたいなぁと願っています。

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