遣い馴染んだもの
何においてもな。」
主様との他愛もない会話の中で仰ってくださったひと言が、私の心の奥深くに染み込んでいき、あったかい想いが溢れてきました。
SMや主従のお話をしていたわけではないので、私のことを仰ってくださったのではないのですが、それでも「遣い馴染んだもの」がいいと仰ってくださることが、すご~くすご~く嬉しくなってしまって、これまでの軌跡を今まで以上に嬉しく、そして愛しく感じました。(*^^*)
何気ない一言の中にも、主様の揺るがない・ブレない想いを感じられて勝手に幸せに思ってしまいます。
主様に飼っていただくことができて、育てていただくことができて本当に良かったと、心の奥底から感謝の気持ちが湧き上がってくるんです。
くどいようですけど、私との関係性のお話をしてくださったわけではないんですけどね。。^^;
これだけ長く躾けていただいていますので、いい加減安定しても良さそうなものなんですけど、主様は常に進化し続けておられますから、私の成長が追い付かなくなると、そこで「終わり」が見えてしまいそうで怖いんです。。
終わらない関係を望んでいながら、終わってしまう恐怖はいつも背後に隠れている。。。
そんな気がします。。
主様は芯が太く、いつもどっしり構えておられます。
その芯は曲がったり折れたりすることはなく、いつも変わらない揺るぎない想いを感じさせてくださいます。
それが安心感に繋がっているのですが、それでも、奴隷としての不安や恐れは消えてなくなることはありません。
身体は年々衰え、哀しいけれど見栄えもどんどん変容していきます。(自己努力の足りなさ故というところもあります…)
それでなくても元が元ですから、堕ちていく一方の未来を考えると、どうにもできないもどかしさに、ただただ堕ちこんでしまうこともあります。。。
歳を重ねていくことは主様とて同じなのですが、遣い古した古道具より、新しくて磨き甲斐のあるお道具の方がいいと思われても不思議じゃありませんからね。
「育てること・躾けていく過程」を愉しいと感じられる主様ですから、尚のことそういう願望を抱かれても不思議ではありませんし。。
見てくれのことがどうのこうのと仰られることはあまりありません。(いや、限度はあるとは仰られますよ…^^;)
そんなことよりも、「心の在り方」を重視してくださる主様。。。
主様の奴隷としての心は、磨く努力を惜しみません。
ずっとそうでした。
これからもずっとずっと続けていきます。
立ち止まってしまうこともありますけど、それでもずっと主様の背中を見つめ、追い続けることが私にとっての幸せだと感じさせていただけるから。。
主様の進化にちゃんとついていけるように、心を磨き続けることが「主様の奴隷としての誇り」でもあると感じるから。
不安や恐れを感じても、自分の芯にも揺るぎない想いを感じています。
「今の自分」が努力することで、「なりたい自分」に近づけることを、この10年を通して感じさせていただきました。
わたしの想いや、想いの元にチャレンジしてきたことは間違ってなかったと感じられる「今」があるから。。
「遣い馴染んだものがいい」
主様にずっとそんな風に感じていただける自分でありたいと心の底から思います。
これまでもずっとそうして過ごさせていただいたように、これからもずっとずっと「主様の奴隷」としての心を磨き続けたいと思います。
どんなに環境が変わっても、変わらない想いがあると信じて。
貫く幸せを感じながら、お仕えしていきたいと思います。^^
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