2ntブログ
Welcome to my blog

小さな嘘と目覚め

月子

主様との出逢いは今から9年前。。

最初から主従の関係だった訳ではなく、わたしの片想いから始まってる。。

当時を振り返ると、主様も少しは気にかけて下さってたようだけど、多分、最初は純粋にわたしの片想い。(笑)
主様との接点を増やしたい。。
そんな不純な動機で、とある勉強会の合宿に参加することにしたあたりから、主様と急接近。。

それまではお忙しい方だし、メールを送ることも憚られ、なんのアクションも起こせないまま、時間だけが過ぎていってた。。

「メールはいつ送ってくれてもいいよ」

その言葉をお聞きして、そこから怒涛の長文ラブメールを送っていたと思う…

これでもかってくらい長いメールにも、お付き合い下さって
お返事をいただけることが嬉しくて・嬉しくて…
もう、どうにかなりそうなくらい舞い上がってたと思う。。

それくらい嬉しくて、Happyな時間を重ねていった。。。



そして、合宿当日。。

約2時間くらい、片想いの主様とのドライブ。。
舞い上がらない方がおかしい。(笑)

そのドライブの中、いや、はっきり思いだせないけど…
それまでのメールのやり取りの中でもだったかもしれない。。


わたしは小さな嘘をついてしまった。。


少しでも自分を良く見せたくて。。


一途な女に見られたくて。。



ずっと一人の人を想い続ける純粋な女に見られたかった。。

裏切ることのない女として見てもらいたかった。。



なんでそんな風に思ったのか、話せば長くなってしまいそうだけど…


中学の頃からマセてたわたしは、兄が隠し持ってたエロ本をコッソリ読みふけっては、オナニーしてるような子だった…


そんな自分が恥ずかしくて…

普通の女のことは違う…
いけない子だとずっと思ってて。。


母の教えの影響もあるかもしれない…



ただ一人の人を純粋に想い、他の人と交わることもなく、ずっとその人のことだけを想い、愛し続けること、愛し続けられる人が、正しい生き方をしてると。。。
そんな風に思ってた…
そういう人が自分にとっての憧れだった。


だから、主様に男性経験について質問された時、とっさに嘘をついてしまった。。


ホントのことが言えなかった。。


ホントのことをお話したら、淫乱で変態な女だと思われてしまう…
もしかしたら、主様から呆れられ、軽蔑されるかもしれない…

そう思ったら、本当のことが話せなかった…


当時は自分を偽ることが必死で、主様の懐の大きさにも
温かさにも目を向けれていなかったのかもしれない…


自分のことで、精いっぱいだったんだと思う…(最低だ…)


主様は嘘が、大嫌い。。
それはよく分かってた。。

それなのに、わたしは嘘をついてしまう…

自分のことを少しでも良く思ってもらえると思って…
自分の理想の女性に近づきたかったという想いもあって…


全てはいいわけにしか過ぎないんだけど…



今考えると、本当にバカなことをしていたと思う…
この小さな嘘が、やがて大きな嘘に繋がり、自分や主様を傷つけ・苦しめることになると気づかないまま…


主様には本当のことを話せなかったけど
ホントは、いつもエロい妄想をして、自分を慰めるような女だった。。


人には言えないような経験、裏切りを繰り返してきた女だった。。


それでも、その時は主様と一緒に過ごさせていただくことが嬉しくて、偽りの自分を演じることに躊躇うことはなかったように思う。。


あのとき、もっと素直に自分を出せていたら…

主様との関係もまた違ったものになっていたかもしれない…


主様は私の本質を最初から見抜いて下さってたこともあり、
きっと関係性は変わっていなかったと思うけど、
私が嘘をつかない女だったら、主様を傷つけたり・苦しめることはなかったかもしれない…


今更…
だけど。。。


話が飛んでしまったけど、主様とのドライブの後、勉強会という名の合宿に突入。

車の中での話や、それまでのメールのやり取りで遠かった存在の憧れの人は
とっても近い存在になってた。

手を伸ばせば届きそうな(物理的ではなく、精神的に…)場所にいてくれて
受け入れてくれそうな雰囲気さえ漂わせてくれてる…(気のせいだったかもしれないけど…)


その日の夜。。
夕食後、美味しいワインをいただき、まわりのみんなもほろ酔い気分。。

お酒が飲めない私も、少しだけいただいた。
ワインを飲んでおいしいと感じたのはこの時だけ。。

ワインそのものも美味しかったんだと思うけど、それ以上に、大好きな方が目の前にいて
笑ってお話をしてくれてる。。
そんな時間が嬉しくて…
その雰囲気にもやられてしまった感じ。。

すっかり酔われた主様をトイレにお連れした時…


思いがけず、抱きしめられて、Kiss。。
柔らかい主様の唇が、わたしを捉える…


その唇と舌の動きは優しく…
穏やかで…

それでいてエロティックで…


主様の手がわたしの胸を弄る…

声にならない声が漏れる…



どうしていいか分からないくらいの動揺と嬉しさがこみ上げる…



壁に押し付けられ、硬直状態だったわたしの心と身体が開かれてく。。

自分の中に眠っていた淫乱な自分が呼び起こされる。。



酔った上でのお遊びだったのかもしれない。。

でも、ずっと想いを寄せてた方に触れていただくことができ、幸せいっぱいになってしまう。。



そして、火がつけられてしまったわたしの身体と心は。。。。




もっと…

もっと欲しい…



と欲してしまう…



関連記事
Posted by月子

Comments 0

There are no comments yet.